2025年、団塊の世代がすべて後期高齢者(75歳以上)となり、日本はこれまでにない高齢化の局面を迎えます。中でも深刻なのが、「認知症高齢者の増加」とそれに伴う「行方不明」「孤独死」「介護施設入居の遅れ」などの問題です。
厚生労働省の推計では、2030年には認知症高齢者が500万人を超えるとされており、誰もが直面する可能性のある身近な課題となっています。

◆ 行方不明者は年間1万8千人以上
警察庁の統計によると、2023年の認知症の行方不明者数は18,709人(前年比+4.8%)。そのうち400人以上が発見されないままとなっています【出典:警察庁公式統計】。
これは単なる家庭の問題ではなく、地域社会全体で対応すべき危機です。家族が高齢で認知症の親を支えきれなくなる、もしくはそもそも身寄りがない“おひとりさま”も増えており、安全な住環境の確保が急務となっています。
◆ 地域包括ケアの現場では何が起きているのか?
地域包括ケアシステムでは、住み慣れた地域で医療・介護・生活支援が一体的に提供される体制を整えようとしています。
しかし現場では、
- 認知症の早期発見の遅れ
- 介護者の高齢化・孤立
- 高齢者の“住まい”が確保できない
といった深刻な課題が山積しています。
◆ 早期入居支援がカギを握る
認知症の人が早期に適切な介護施設へ入居できれば、行方不明や孤独死のリスクは大幅に低下します。また、BPSD(暴言・幻覚・徘徊などの行動・心理症状)も、専門スタッフによる対応によって大きく改善する可能性があるのです。
しかし、多くの高齢者施設では入居条件として「身元保証人」が必要とされ、家族がいない、もしくは遠方に住んでいる場合、入居そのものが叶わないケースも少なくありません。
◆ NPO法人「生活あんしんサポート」の入居支援とは?
私たち NPO法人 生活あんしんサポート は、認知症高齢者やおひとりさまを対象に、以下のような 高齢者施設への入居支援 を行っています:
✅ 条件に合った施設のご紹介
✅ 入居手続きや書類準備のサポート
✅ 「身元保証人」としての引き受け
✅ 必要に応じた医療・介護支援との連携
✅ ご家族が遠方に住んでいる場合の連絡代行
特に、家族だけでは対応が難しい認知症の方への支援においては、第三者機関としてのNPOの存在が精神的・実務的な安心感をもたらします。
◆ よくあるご相談内容
- 「親が最近物忘れが増えて心配。でも施設のことは何も知らない…」
- 「兄弟姉妹と意見が合わず、介護の話が進まない」
- 「親が“まだ大丈夫”と言っていて施設を嫌がっている」
- 「身元保証人がいないので、入居を断られてしまった」
こうした悩みに、私たちは中立かつ専門的な立場からアドバイスと支援を提供しています。
◆ 早めの行動が将来の安心につながる
認知症の症状は徐々に進行するため、**「元気なうちからの備え」**が非常に重要です。施設選び、費用、身元保証など、どれも一朝一夕には準備できません。
安心できる住まいを早めに確保し、「もしもの時」に備えておくことが、本人にとっても家族にとっても最善の選択です。
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「うちの親も対象になる?」
「身元保証ってどこまでしてもらえるの?」
といった疑問にも、私たちが丁寧にお応えします。
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📍 東京都渋谷区東3‑23‑5 石川ビル2F
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NPO法人 生活あんしんサポート
理事長 生田 忠士
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