【最新動向】特養待機者が32%減少!でも「安心できる施設探し」はまだ難しい?

東京都社会福祉協議会の発表によると、2023年3月末時点での特別養護老人ホーム(特養)の入所待機者数は3万6,362人。これは前年比で約32%(1万6,629人)もの大幅な減少です【福祉新聞Web】。

これだけを見ると「特養が入りやすくなった」と思うかもしれません。しかし、実際には“誰でも簡単に入れる”状況とは言えません。今回はこの数字の背景と、私たちNPO法人生活あんしんサポートが提案する「本当に安心できる施設探し」のポイントについてお伝えします。


減少の背景にある「施設増設」だけではない理由

特養待機者が減った背景には、もちろん施設数の増加があります。東京都では高齢化の加速に伴い、特養の整備を急速に進めてきました。

しかし、**真の理由は「要介護3以上でないと入れない制度要件」や「在宅介護への移行」**といった、制度上のハードルや家族の介護疲弊に伴う新たな選択も関係しています。


入りやすくなった=入りたい施設に入れる、ではない

数字が減ったからといって、誰もが希望する地域や施設に入れるとは限りません。例えば以下のような問題があります。

  • 都心部の特養は今でも激戦
  • 要介護3未満だと原則申込みできない
  • 人気施設は空室待ちが長期化

そのため、「選ばなければ入れる」という状況はあっても、「自分らしい生活を送れる施設に入れる」とは限らないのです。


家族の不安:「いざという時、どこに相談したら?」

実際に、ご家族から寄せられるご相談の中には、

  • 「どの施設が信頼できるかわからない」
  • 「見学に行っても営業っぽくて本音が見えない」
  • 「入居までの段取りが複雑でついていけない」

といった声が多数あります。特に高齢者本人が一人暮らしや認知症を抱えている場合、家族だけでは対応が難しいのが現実です。


NPO法人生活あんしんサポートのサポート内容

私たちNPOでは、高齢者施設の選定から見学同行、入居までのサポートを提供しています。特に身寄りがない「おひとりさま」や、家族と疎遠な高齢者の方からの相談が増えています。

🔷 サポートの一例:

  • 希望条件に沿った施設の選定・提案
  • 見学のアポイント・同行・チェックポイントのアドバイス
  • 契約書の内容確認・トラブル防止
  • 必要に応じて【身元保証】【死後事務契約】【財産管理】もトータルで支援

▶ 詳細はこちら:NPO法人生活あんしんサポート 公式サイト


特養だけじゃない。民間施設との比較も重要

特養だけが選択肢ではありません。たとえば以下のような民間施設もあります。

種類特徴月額費用(目安)
住宅型有料老人ホーム自由度が高く、自立〜軽度介護向け12〜25万円程度
介護付き有料老人ホーム介護スタッフ常駐。中度〜重度の方向け20〜35万円以上
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)自立〜要介護1程度向け。生活支援中心8〜20万円程度

各施設にはメリット・デメリットがあり、「費用だけ」で決めるのは失敗のもとです。


今こそ動くべき?「施設待機者減」の今がチャンスかも

都の統計では待機者が減っているとはいえ、これは一時的な現象かもしれません。2025年には団塊の世代が後期高齢者入りし、再び施設不足が深刻化することが予想されます

つまり、「入りやすい今のうちに情報収集・見学を済ませておく」のが、賢い選択です。


📩 ご相談・施設探しのサポートはこちら

NPO法人生活あんしんサポートでは、高齢者施設の選び方から見学の同行、入居契約までトータルサポートを提供しています。どこに相談してよいかわからない方、今のうちに情報収集を始めたい方はお気軽にご連絡ください。

▶ お問い合わせフォーム(24時間受付)
📞 03-6419-7597(平日9:00~17:00)


NPO法人 生活あんしんサポート
理事長 生田 忠士
東京都渋谷区東3‑23‑5 石川ビル2F
📞 03‑6419‑7597
🌐 https://npo-seikatsu-anshin.com

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